水分量の平均は?女性が知る目安と整え方

こんにちは。静岡市の さとう式リンパケアサロン florence-k です。
「最近なんだか疲れやすい」「お通じがスッキリしない」「肌のハリが前より感じにくい」——そんな小さな不調、ありませんか。

実はそれ、体の水分バランスが乱れているサインかもしれません。女性は体格や筋肉量、生活リズムの影響を受けやすく、忙しい日が続くほど「気づいたら水分が足りていない」状態になりがちです。

身体が元気でなければ、おしゃれもメイクも心から楽しめません。この記事では、水分量の平均を知りたい女性へ向けて、便秘やだるさとの関係、水分量が少ないとどうなるのか、そして今日からできる水分量の増やし方まで、やさしく整理していきます。

目次

水分量の平均 女性が知っておきたい体の基本

ここでは「平均ってどれくらい?」「不足すると何が起きる?」を、なるべくシンプルにまとめます。数字はあくまで目安なので、あなたの生活に落とし込める考え方を持ち帰ってくださいね。

女性の体内水分量の平均とは

身体に必要な水分は、よく「1日に1.5〜2Lくらい」と言われています。
寒いしそんなに飲めない…なんで必要なの?って思う方もいるかもしれません。ここ、めちゃくちゃ分かります。

でも、私たちの身体を支えている骨・筋肉・皮膚・臓器って、実は“水分が土台”みたいなものなんです。体の水分は一般的に約60%前後と言われていて、年齢とともに少しずつ減っていくけれど、それでも半分以上は水分です。

この水分には、こんな大事な役割があります。
・老廃物を排出する
・栄養素を運ぶ
・体温を調整する

だから水分が少ないと、この循環がうまくいきにくくなって、むくみや疲労の原因になりやすいんですよね。
それだけじゃなくて、肌の乾燥やハリ感にも影響が出やすいです。

ちなみに、私も不調だらけだった頃は、1L飲むこともできませんでした。
「喉が渇かないから飲まない」
「むくむから飲まない」
「飲むとお腹がチャポチャポするから、私には必要ない」
って本気で思ってたんです。

ですが、セルフケアをするようになって、肌ツヤが良くなっただけじゃなく、巡りも整ってきて、前みたいに「お腹がチャポチャポする」とか「むくむ」感じはかなり楽になりました。
飲み方を少し変えるだけでも、体感って意外と変わりますよ。

実際は…水分は飲み物だけで決まらない

まず大前提として、体の水分は「飲み物だけ」で決まるわけではありません。食事(汁物・野菜・果物など)からも水分は入ってきますし、汗や尿、呼吸でも水分は出ていきます。

水分を考えるときは、次の3つで整理するとわかりやすいです。
・入る:飲み物+食事(汁物、野菜、果物など)
・出る:尿、汗、呼吸、便
・巡る:血流やリンパの流れ、筋肉の動き

「1日どのくらい飲めばいいの?」という疑問はとても自然です。ただ、体格・活動量・気温で必要量が変わるので、“固定の正解”は作りにくいんですね。

目安として引用されることが多いのが、米国のIOM(現National Academies)に基づく「総水分(飲み物+食事由来)」の十分量(Adequate Intake)です。成人女性は1日2.7L、成人男性は1日3.7Lが目安として示されています(あくまで一般的な指標です)。

参考:Hydration Needs throughout the Lifespan(IOMの十分量を引用)
https://www.researchgate.net/publication/5924531_Hydration_Needs_throughout_the_Lifespan

ポイントは「水を2.7L飲む」ではないことです。
この数値は“飲み物だけ”ではなく、食事由来の水分も含む「総量」の目安です。あなたが必要なのは、生活の中で不足を作らない「続く飲み方」の設計ですよ。

水分量が少ないとどうなる?女性に多い不調

水分が不足すると、体の中はじわじわ「巡りにくい状態」になりやすいです。サロンでも、だるさ・冷え・むくみ・こり感・肌の乾燥などが重なっている方ほど、飲み方が偏っていることが多い印象があります。

水分量が少ないと起こりやすい変化は、こんなイメージです。
・血液やリンパが“さらっと動きにくい”感覚になりやすい
・老廃物の排出がスムーズにいかず、重だるさにつながりやすい
・筋肉がこわばりやすく、肩首の張りを感じやすい
・肌が乾きやすく、メイクのりの悩みが増えやすい

注意:むくみ=水を減らす、は逆効果になることもあります。
むくみが気になると「水分を控えよう」としがちですが、我慢が続くと巡りが落ちて、結果的にスッキリしにくくなる人もいます。持病(腎臓・心臓など)がある場合や、むくみが急に強くなった場合は、自己判断で調整せず医師に相談してください。

やることはシンプルで「出す」「入れすぎない」「巡らせる」。この3つを、無理なく回すのがコツです。

便秘と水分量の深い関係|どのくらい必要?

便秘と水分は、かなり相性が深いです。水分が足りない状態が続くと、便が硬くなりやすく、出にくさにつながりやすいんですね。

ただし、ここで大事なのは「水だけ増やせば解決」ではないこと。食物繊維を増やすなら、そのぶん水分(液体)も一緒にとるのが基本です。これは公的機関の情報でも一貫して語られています。

出典(一次情報):NIDDK
食物繊維と液体摂取の考え方
https://www.niddk.nih.gov/health-information/digestive-diseases/hemorrhoids/eating-diet-nutrition

便秘が気になる日の“やさしい設計”
・朝:白湯や常温の水を一杯(いきなり冷たいものは避けたい人も多いです)
・食事:汁物+野菜+たんぱく質をセットに
・飲み方:一気飲みより、こまめに少しずつ

「どのくらい必要?」は体格や汗の量で変わるので、まずは“尿の色”や“口の渇き”をヒントにしつつ、こまめに回すやり方から始めるのが現実的です。

水分量 平均 女性に近づくための整え方

ここからは実践編です。がんばり過ぎないのがいちばん大事。水分は「生活の動作とセット」にすると、驚くほど続きますよ。

水分量を増やす方法|がんばらなくていい習慣

水分量を増やす方法というと「たくさん飲まなきゃ」と思いがちですが、続けやすいのは逆です。ポイントは、量より“回数”と“タイミング”です。

続く人がやっている3つのコツ
・一度に飲みすぎない(胃腸がびっくりしやすいです)
・体を冷やしすぎない(冷えやすい人は常温~白湯が合うことも)
・動作とセットにする(朝・食事・入浴・就寝前など)

例:こんなふうに決めておくと迷いません
・朝起きたら:白湯 or 常温の水
・食事の前:2〜3口
・お風呂の前後:少しずつ
・外出時:マイボトルを“見える場所”に置く

「毎日ちゃんと」は目標にしなくて大丈夫。まずは“やれた日が増える”だけで、体の軽さの実感が変わってきます。

飲み物の選び方で水分量は変わる

水分補給は「何を飲むか」も大切です。おすすめしやすいのは、白湯・常温の水・ノンカフェインのお茶(麦茶、ルイボスなど)。体を冷やしにくく、日常に組み込みやすいからです。

むくみが気になる方へ:水分の“とり方”のヒント
むくみは「水分を減らす」より「巡らせる」「塩分を整える」「こまめに補給する」のほうがうまくいくケースも多いです。

こちらの記事も参考にしてみてください。
「むくみ取りの飲み物で顔と体をやさしくリセット」
https://florence-k.com/florencek/3403/

コーヒーや緑茶が好きな方も多いですよね。ゼロにする必要はありませんが、飲み過ぎるとトイレが近くなったり、夕方以降だと睡眠に影響して「翌朝むくみやすい」流れになる人もいます。あなたの体感に合わせて、ノンカフェインと交互にするだけでも整いやすいですよ。

体を潤すと、おしゃれも楽しくなる理由

水分バランスが整ってくると、肌のツヤや血色、フェイスラインの印象まで「なんか違うかも」と感じる方がいます。もちろん個人差はあるのですが、サロンでも“内側が整うと外側がラクになる”場面をたくさん見てきました。

「最近、服がなんとなく似合わない」「メイクが決まらない」——そんなときこそ、外側のテクニックの前に、内側の土台(睡眠・食事・水分)を立て直すのが近道になることがあります。

まとめ|水分量 平均 女性を“無理なく”目指そう

水分量の平均を知りたい女性へ向けて、ポイントをまとめます。
・水分は「飲み物だけ」ではなく、食事由来も含めた“総量”で考える
・不足すると、巡りにくさ・だるさ・乾燥・便秘などにつながりやすい
・増やす方法は、量より“回数”と“タイミング”。こまめにが勝ちです

まずは今日、コップ一杯を「自分の体のために」飲んであげてください。小さな選択の積み重ねが、元気な体と、心から楽しめるおしゃれにつながっていきますよ。


注意:水分の話は「体調」次第で変わります
ここでお伝えしている内容は、一般的なセルフケアのヒントです。持病がある方、薬を服用中の方、妊娠中の方などは、最終的な判断を医師や専門家に相談してください。正確な情報は公的機関・公式資料の確認もおすすめです。

※むくみが急に強く出る、息切れがある、片脚だけ極端に腫れる、強い頭痛や視界の異常を伴うなど「いつもと違う」症状がある場合は、自己判断せず早めに医療機関へご相談くださいね。

さとう式リンパケア
リバースエイジング1Dayレッスン体験会

目次