こんにちは。静岡市のさとう式リンパケアサロン florence-kです。
9月のある朝、「昨日はちゃんと寝たのに、なんだか目元が暗い……」と鏡を見て感じたことはありませんか。夏の疲れが残っているのかなと思って早めに寝ても、クマだけはなかなか変わらない。
そんなとき、「もしかして、もう年齢のせい?」と感じてしまいますよね。でも、寝ても消えないのであれば、睡眠以外にも目を向けてみるタイミングかもしれません。
この夏を少し思い返してみてください。強い日差しの中を歩いたり、汗を何度もタオルで拭いたり、目がかゆくてこすったり。落ちにくいアイメイクをしっかり落とそうと、目元を何度も触った方もいると思います。
9月になってクマが気になり、「もっとマッサージしたほうがいいのかな」と思っているなら、その前に知っておいてほしいことがあります。今回は、夏の終わりに見直したい目元のケアと、私がさとう式リンパケアで大切にしている「頑張りすぎない美容」についてお話ししますね。
9月、「寝てもクマが消えない」のは疲れだけとは限りません
「クマ=寝不足」というイメージは強いですよね。もちろん、睡眠不足や疲れによって目元の印象が変わることはありますが、クマができる理由はそれだけではありません。
目の周りは皮膚が薄いため、その下にある血管などが透けて見えることがあります。また、紫外線や摩擦、炎症後の色素沈着、目の下の凹みやたるみが作る影など、さまざまな要因が関係します。
つまり、「クマがあるから、もっと寝ればいい」とは限らないんですね。何日しっかり眠っても変わらないからといって、落ち込む必要はありません。
クマには青・茶・黒・赤などがあり、それぞれ関係する原因も違います。詳しい見分け方については、別の記事でまとめますので、「私のクマはどれ?」と気になる方は、そちらも確認してみてくださいね。

9月になったら紫外線対策はもう終わり?
9月になると、朝晩が少し涼しくなり、真夏ほど日差しを強く感じなくなります。「今年の日焼け対策も、そろそろ終わりかな」と思いたくなりますよね。
でも、9月にも紫外線は届いています。気象庁のつくば観測では、2025年の日最大UVインデックスの月平均値は8月が7.7、9月も6.0でした。
参考:つくば観測
https://www.data.jma.go.jp/env/uvhp/uvimax_monthave_tsu.html
真夏よりは下がりますが、9月になった途端に紫外線を気にしなくてよいわけではありません。だから私は9月を、「紫外線対策を終える月」ではなく、「夏の目元の扱い方を振り返る月」にしてみてほしいんです。
この夏、目元にこんなことをしていませんでしたか?
少しだけ、この夏の自分を思い出してみてください。
- 汗をかくたび、タオルで顔を拭いた
- 日差しの強い日に長時間外にいた
- 目がかゆくて無意識にこすっていた
- ウォータープルーフのアイメイクを何度もこすって落とした
- 日焼け止めやメイクを落とそうと、洗顔に力が入っていた
一つくらい「やっていたかも」と思うことがありませんか。
夏の目元って、思っている以上に忙しいんです。朝はスキンケアとメイク、外に出れば紫外線や汗、夜になれば今度はクレンジング。これを毎日のように繰り返しています。
それなのに9月になって目元が暗く見えると、「もっと何か塗らなきゃ」「もっとマッサージしなきゃ」とケアを足したくなります。でも、もしかすると足りないのではなく、触りすぎていたのかもしれません。

紫外線だけではなく「こする習慣」も見直して
特に茶色っぽく見えるクマでは、色素沈着などが関係していることがあります。そこで一緒に見直してほしいのが、目元への摩擦です。
目がかゆければ、ついこすってしまいますよね。マスカラがなかなか落ちなければ、コットンを何度も往復させることもあると思います。
一度の刺激は小さくても、それが毎日の習慣になっていることがあります。目元が気になるときほど、「何を足そう?」の前に、「何を減らせる?」を考えてみてください。
クレンジングの力を少し抜く。タオルで顔をこすらない。かゆみが続いているなら、自己流のケアを続けず医療機関へ相談する。高価なアイクリームを買う前に、まず変えられることもあります。
私は40代以降の美容って、「もっともっと」と足し続けるより、やりすぎていることを一つ減らすことが大切な場合もあると思っています。
クマが濃くなったから「もっとマッサージ」は、ちょっと待って
「それなら血行をよくするために、目の下をマッサージしたらいいのでは?」と思いますよね。SNSや動画でも、「クマ改善マッサージ」や「目元のリンパを流す方法」をよく見かけます。
でも、この夏に紫外線を浴びたり、汗を拭いたり、目元を何度もこすったりしていたなら、さらに目の下をグリグリ揉むのは一度待ってほしいんです。
たとえば、色素沈着が関係しているなら、強い摩擦は避けたいところです。目の下の凹みが作る影なら、皮膚の表面を強く揉んでも凹みそのものがなくなるわけではありません。
「効かせたい」と思うほど手に力が入ってしまいますが、強くやればクマが改善するというものでもありません。気になる場所だからこそ、触り方を一度見直してみてくださいね。
ホットタオルなら大丈夫?

ホットタオルを目元にのせると、ほっとしますよね。パソコンやスマートフォンを長時間見た日のリラックスタイムとして、気持ちよく感じる方も多いと思います。
ただし、「温めればクマそのものが消える」とは分けて考えましょう。色素沈着や目の下の凹みなどは、ホットタオルだけで原因そのものが変わるわけではありません。
使うなら、「クマを治すため」ではなく、目元を休ませる時間として。タオルを外したあと、肩をストンと落として、ゆっくり息を吐いてみるのもいいですね。
私がさとう式リンパケアで「目の下だけ」を揉まない理由
クマが気になると目の下、ほうれい線なら口元、フェイスラインならあごまわり。美容の悩みって、気になる場所を見つけると、そこばかり触りたくなるんですよね。
でも私は、目元が気になる方にも目の下だけを見ないでほしいと思っています。
今、この記事をスマートフォンやパソコンで読んでいる方は、一度自分の身体を感じてみてください。肩が上がっていませんか。あごに力が入っていませんか。歯を食いしばっていませんか。
そして、ちゃんと呼吸していますか。
私もパソコンに夢中になっていると、ふと気づいたときに「私、呼吸してない〜!」というくらい息が浅くなっていることがあります(笑)。集中している本人は、なかなか気づかないんですよね。
さとう式リンパケアでは、クマを消すために目の下をグイグイ押すことを目的にはしていません。耳まわりや口元、顔、首、肩などにもやさしく触れながら、身体に入りすぎている力に気づいていきます。
「クマを消す」より、頑張っている身体をゆるめてみる
ここは誤解してほしくないので、きちんとお伝えしておきます。さとう式リンパケアは、クマを治療する医療ではありません。色素沈着を消したり、目の下の脂肪を取り除いたりする治療でもありません。
そのうえで私は、「クマがあるからもっと揉まなくちゃ」「新しい化粧品を買わなくちゃ」と頑張っている方に、「少し力を抜いてみてもいいんですよ」とお伝えしたいんです。

一度肩を落とす。あごの力を抜く。ゆっくり息を吐く。顔に触れるときも、ゴシゴシではなくやさしく触れてみる。
40代、50代になると、鏡の中に若い頃とは違う変化が増えてきます。でも、そのたびに自分へ新しい課題を増やさなくてもいいんです。
美容は、自分の欠点を探して直し続ける時間ではなく、自分をやさしく扱う時間でもいい。 私はそう思っています。
9月に始めたい「足さない目元ケア」5つ
9月から新しい美容法をいくつも始める必要はありません。まず意識したいのは、次の5つです。

- 目元をこすらない
- 9月も紫外線対策を続ける
- 肌に合った方法で保湿する
- クマを消そうとして強く揉まない
- 目元だけではなく、首や肩も休ませる
クレンジングや洗顔では必要以上に力を入れず、紫外線対策も「夏が終わったから終了」ではなく、無理なく続けてみてください。乾燥が気になるなら、高価な商品を増やす前に、肌に合う保湿を丁寧に続けることも大切です。
そして、画面から一度目を離し、肩やあごの力を抜いて、ゆっくり息を吐いてみる。新しい美容アイテムを探す前に、やりすぎていることを一つ減らしてみる。9月の目元ケアは、そこから始めてもいいんですよ。
体がだるい、眠っても疲れが抜毛ない…そんな方にはこちらの「秋バテ」対策もどうぞ。

それでもクマが気になるなら、一度「種類」を確認してみて
ここまで読んで、「でも、結局私のクマは何クマなの?」と思った方もいると思います。青っぽく見えるのか、茶色い色が残っているのか、光の角度で影が大きく変わるのか、赤みやかゆみがあるのかによって、見直したいことは変わります。
だから、「クマにはこれ!」と一つの美容法を全員に当てはめなくても大丈夫です。青・茶・黒・赤クマの違いや、自宅で確認するときのポイントについては、別の記事で詳しくお話ししますね。
夏が終わった目元に「もっと頑張る美容」を重ねないで
9月になって鏡を見たとき、「なんだか老けた気がする」「クマが濃くなった」「もっと何かしなくちゃ」と思ったら、一度この夏を振り返ってみてください。
暑い中を歩いた。強い日差しを浴びた。汗を何度も拭いた。仕事や家事をしながらスマートフォンやパソコンもたくさん見た。目元だけではなく、身体全体がこの夏を頑張ってきたんですよね。
だから9月からは、さらに強いケアを重ねるのではなく、目元をこすらない、少し早く画面から離れる、肩をストンと落とす、自分の顔にやさしく触れる。そんな美容から始めてもいいと思うんです。

florence-kでは、リバースエイジングリンパケアの1Day体験会を開催しています。「やさしく触れるって、実際にはどのくらい?」「自分では力を抜いているつもりだけど、これでいいの?」といった、文章だけではわかりにくい部分も一緒に確認していきます。
目元だけをなんとかするのではなく、顔、首、肩、そして身体全体へ。もっと頑張る美容から、少し力を抜く美容へ。 夏を頑張ってきた自分に、9月からはそんな時間を作ってあげてくださいね。
オンラインでも静岡のサロンでも開催しています。
https://florence-k.com/1daylesson/

※目元のクマにはさまざまな原因があります。かゆみ、強い赤み、皮むけ、目の痛み、充血、視力や見え方の変化などがある場合は、美容目的のセルフケアを優先せず、皮膚科や眼科など適切な医療機関へご相談ください。

