「秋バテ」の正体と対策

季節の変わり目に注意したい「秋バテ」の正体と対策

夏から秋にかけては、体調を崩しやすい季節です。
「なんとなく疲れが抜けない」「気分が落ち込みやすい」──そんな不調は、いわゆる秋バテかもしれません。
その主な原因は3つあります。


目次

1. 自律神経の乱れ

自律神経には「交感神経(活動モード)」と「副交感神経(休息モード)」があります。
気温が高い夏は副交感神経が、気温が下がる秋は交感神経が優位になりやすいのですが、急激な気温差や生活リズムの乱れで切り替えがうまくいかなくなると、だるさ・頭痛・不眠・イライラなどを引き起こします。


2. 夏の食生活による栄養不足

夏はそうめんや冷たい飲み物、アイスなどに偏りやすく、糖質過多になりがちです。
一方でビタミンB群・ミネラル・たんぱく質が不足すると、細胞の“エネルギー電池”が枯渇し、疲労感や集中力低下につながります。

特にセロトニン(安定)、ドーパミン(やる気)、メラトニン(睡眠ホルモン)といった神経伝達物質の材料が不足すると、気持ちの落ち込みや睡眠の質の低下に直結します。


3. 消化機能の低下

冷たいものを摂りすぎると胃腸が冷えて働きが弱まり、栄養が吸収されにくくなります。
その結果、食欲不振→栄養不足→疲労感という悪循環に陥りやすくなります。


秋バテ予防のセルフケアポイント

■ バランスのよい食事

「まごわやさしい(豆・ごま・海藻・野菜・魚・きのこ・芋)」を基本に、発酵食品や食物繊維を加えて腸内環境を整えましょう。
ビタミンB群を含むうなぎや肉類、たんぱく質もしっかり意識を。

■ メリハリのある生活習慣

朝は太陽光を浴びて体内時計をリセット。
日中は有酸素運動や軽い筋トレで交感神経を活発に、夜はぬるめのお風呂で副交感神経を整えるのが効果的です。

■ 冷え対策

首・足首・お腹を冷やさないようにしましょう。
スカーフやレッグウォーマーで血流を守り、40℃前後のお風呂で体をじんわり温めることが、自律神経の安定と快眠につながります。

ちなみに私は、
家ではシルクのレッグウォーマーはほぼ一年中使ってますし、
寝る時は頭の部分にはシルクスカーフを敷いて、髪の毛の保護、首の保護に使ってます。


まとめ

秋バテの背景には「自律神経の乱れ」「栄養不足」「消化機能の低下」があります。
季節の変わり目は体も心も揺らぎやすい時期。
食事・生活リズム・冷え対策を意識して、自分の体を整えていきましょう。


ブラシをお持ちの方はブラシで優しくデコルテ周りを撫でると効果的です


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