こんにちは、静岡市のさとう式リンパケアサロン florence-kです。
「クマは血行が悪いから、マッサージしたほうがいい」。そう思って、目の下を指でグリグリしたり、お風呂上がりに毎日流したりしていませんか?
私も以前は、強く押したり揉んだりするほど「効いている感じ」がしていました。だから、クマが気になるところを直接触りたくなる気持ちは、とてもよく分かります。
でも、目の下のクマは、全部が「血行の悪さ」で起きているわけではありません。色素が関係しているクマ、血管が透けて見えるクマ、目の下の凹凸がつくる影、そしていくつかが重なっている場合もあります。
つまり、「クマだから揉む」と一括りにしないことが大切なんです。
特に40代以降、「昔は寝れば消えたのに」「以前は温めると気にならなくなったのに」と感じている方は、一度マッサージする手を止めて、今の自分の目元を見てみてください。
この記事では、「クマにマッサージは本当に必要なの?」という疑問を、40代以降の目元の変化も含めてお話ししていきますね。
目の下のクマは、マッサージすれば消える?
最初に答えをお伝えすると、「クマならマッサージをすればいい」とは言えません。 目の下のクマには、色素・血管・構造・混合など、いくつもの原因があると考えられているからです。
原因が違えば、当然ケアも変わります。「血行を良くしたいから揉む」という方法が、すべてのクマに当てはまるわけではないんですね。

青クマならマッサージしてもいい?
青や青紫っぽく見えるクマでは、薄い皮膚を通して血管などが透けて見えている場合があります。睡眠不足の日や、朝むくんでいる日に「今日は特に濃いな」と感じる方もいますよね。
すると、「青クマ=血行が悪い=マッサージ」と考えたくなります。でも、ここは少し慎重に考えてほしいところです。
健康な20〜30歳の40人を対象に、眼球の血流や視力と眼周囲へのマッサージとの関係を調べた小規模な研究があります。一部の方法では直後に眼球の血流に変化がみられましたが、60日間続けた結果では有意な効果は確認されていません。
しかも、この研究は「目の下のクマが薄くなるか」を調べたものではありません。ですから、ここから「青クマなら毎日揉めば改善する」とまでは言えないんですね。
寝不足なら睡眠を見直す。朝にむくみやすいなら生活習慣を振り返る。目がかゆくてこすっているなら、まずその刺激を減らす。強く揉む前にできることは、ほかにもあります。
茶色っぽいクマなら「刺激を増やさない」
茶色や褐色っぽく見えるクマでは、色素の要素が関係していることがあります。そんな目元を「薄くなってほしい」と毎日何度もこすっていたらどうでしょう。
美容液を丁寧に塗っているのに、そのあと指でグリグリ。クレンジングでもゴシゴシ。さらにマッサージまでしていたら、思っている以上に目元へ触れていることになります。
クマが気になるほど、つい触りたくなるんですよね。でも、気になるところだからこそ、刺激を足さないという考え方も持っておいてください。
美容液をもう一本増やす前に、「私、目元を触りすぎていないかな?」と振り返ってみる。40代からの美容では、こんな引き算も大切だと思っています。

黒クマは、揉んでも「影」の原因は変わらない
そして40代以降の方に特に知ってほしいのが、いわゆる黒クマです。黒クマは皮膚そのものが黒くなっているのではなく、目の下の凹みやふくらみによってできた影が暗く見えている場合があります。
たとえば、顔に小さな段差があれば、光の当たり方によって影ができますよね。目の下も同じで、凹凸があれば角度によって暗く見えることがあります。
その影を皮膚の上から一生懸命揉んでも、影をつくっている構造そのものがなくなるわけではありません。
「毎日こんなにマッサージしているのに変わらない」と感じているなら、やり方が足りないのではなく、そもそも揉むことが答えではないクマなのかもしれません。
ここでも覚えておいてほしいのは、全部のマッサージが悪いのではなく、「クマだから揉む」をいったんやめてみることです。
40代からは「昔と同じクマ」と思わないで
ここが、今回いちばん知ってほしいところです。「若い頃もクマはあったから、今も同じ」。そう思っていませんか?
日本人女性934例の素肌画像を調べた研究では、血管型のクマは加齢とともに減る傾向がある一方、目の下の凹凸による構造型は年齢とともに増える傾向がみられました。
さらに、30代後半〜40代前半を境に、血管型と構造型の割合が逆転する傾向も報告されています。もちろん、「40代になったら全員黒クマになる」という意味ではありません。
でも、20代の頃は寝不足の日だけ青っぽかった。30代までは休めば気にならなくなった。それが40代になって「いつ見てもある」に変わってきたなら、クマの見え方そのものが変化している可能性があります。
昔からの青っぽさに目の下の影が加わっている。さらに長年の摩擦による色素も少しある。そんなふうに原因が重なれば、「何をやっても消えない」と感じるのも不思議ではありません。
自分のクマが何タイプなのか詳しく知りたい方は、こちらで詳しく解説しています。

だから、昔うまくいった方法をもっと強くやるのではなく、今の自分の目元に合わせてケアを変える。 40代からはこちらの考え方も持っていてほしいと思います。
自分のクマが何タイプなのか詳しく知りたい方は、関連記事「寝ても消えない目の下のクマはなぜ?4種類の原因と40代からのセルフケア」で詳しく解説しています。
クマを消したくて、こんな触り方をしていませんか?
ここで一度、自分が目元にどう触れているか思い出してみてください。美容って、結果を出したいと思うほど、知らないうちに力が入ってしまうことがあります。

クマの上を何度も往復している
鏡を見ながら、目頭から目尻へ。さらにもう一度、目頭から目尻へ。「流れてほしい」と思うほど、何度も指を往復させていませんか?
一回の刺激は小さくても、それを毎朝、毎晩、何年も続けたら、目元に触れる回数はかなり多くなります。何回やったかより、「本当にこんなに触る必要があるのかな?」と一度考えてみてください。
「効かせよう」と指に力を入れている
優しく触っているつもりでも、「ここを何とかしたい」と思った瞬間、指先にグッと力が入ることがあります。これ、美容では本当によくあることなんです。
痛くないから大丈夫。赤くなっていないから大丈夫。そう思っていても、毎日触れる場所だからこそ、私は力を必要以上に加えなくていいと思っています。
「効かせる」のではなく、まず余計な力を使わない。それだけでも、セルフケアの感覚はずいぶん変わりますよ。
毎朝、クマを確認するために触っている
「今日は薄くなったかな?」と鏡に顔を近づけて、目の下を持ち上げたり横へ引っ張ったり。昨日との違いを確かめるために、また触る。
これも、気になるからこそやってしまいますよね。でも、クマって一日単位で採点するようなものではありません。
毎朝「まだある」「今日もダメ」と確認していると、美容の時間そのものが楽しくなくなってしまいます。40代からの美容は、欠点探しをする時間ではなく、今日の自分を心地よく整える時間でもいいと思うんです。
実は私も「強いほうが効く」と思っていました

ここまで読むと、「きょうこさんは昔から優しいケアをしていたんでしょう?」と思うかもしれません。いえいえ、全然違うんです(笑)。
私はもともと美容も健康も大好きで、高い化粧品、漢方薬、サプリメント、エステ、整体、スポーツクラブなど、「いい」と聞けば本当にいろいろ試してきました。
そして、強く押したり揉んだりしてもらうことにも慣れていました。だから初めてさとう式リンパケアを受けたときは、正直「これだけ?」というくらい物足りなく感じたんです。
強いほうが効きそう。痛いくらいのほうが変わりそう。たくさんやったほうが、早くきれいになりそう。
以前の私は、そんな感覚を持っていました。だから今、目元を一生懸命揉んでいる方を見ても、「そんなことしちゃダメ」と言いたいわけではありません。
何とかしたくてやっているんですよね。その気持ちは、私自身がよく分かります。
ただ、年齢を重ねてから感じるのは、美容って「もっとやる」だけではないということです。今まで当たり前のようにしてきたことを一つ減らす。力を少し抜く。気になる場所を必要以上に触らない。
そんな引き算の美容が、今の自分に合うこともあるんです。
では、クマが気になるとき何をしたらいい?
「揉まないなら、何もしないほうがいいの?」と思いますよね。もちろん、何もしないという話ではありません。
大切なのは、クマを見つけたら反射的に揉むのではなく、まず原因を考えてからケアを選ぶことです。
まず「色なのか、影なのか」を見てみる
最初に簡単なのは、鏡を見る場所や光を変えてみることです。正面から明るくしたときには薄くなるのに、上から光が当たると急に濃くなるなら、凹凸による影が関係している可能性があります。
反対に、光を変えても茶色っぽさが同じ場所に残るなら、色素の要素を考えます。朝と夜で濃さが変わったり、寝不足の日に青紫っぽく目立ったりするなら、血管やむくみなども関係しているかもしれません。
もちろん、自分で診断する必要はありません。「全部、血行不良だと思っていたけれど、もしかしたら違うかも」。まずはそれに気づくだけでも十分です。
目元だけを何とかしようとしない
クマがあると、どうしても視線がそこへ集中します。すると、目の下だけ揉む、引き上げる、押す、美容液を何度も重ねる、といったケアになりがちです。
でも、私がさとう式リンパケアで大切にしているのは、気になるところだけを一生懸命いじらないことです。
耳まわり、あご、顔、首、肩など、目元だけではなくもう少し広く自分の身体を見る。「クマを消すためのマッサージ」というより、自分の顔や身体にどんな力で触れているのかを感じてみてほしいんです。
さとう式リンパケアでは、「押さない・揉まない・引っ張らない」という考え方を大切にしています。私はこれが、最初は本当に物足りなかったんです(笑)。
一般的なリンパマッサージとの違いや、さとう式の考え方については、「さとう式リンパケアとは」でも詳しくご紹介しています。
でも、強さを足さなくてもいいと分かると、セルフケアそのものがずっとラクになります。
そして、何より自分自身の変化がそう教えてくれました。

「やさしく」は、物足りないくらいでいいこともある
セルフケアをお伝えしていると、「これくらいでいいんですか?」と聞かれることがあります。今までグイグイやってきた方ほど、優しいタッチは「何もしていないみたい」に感じるんですよね。
でも、そこでまた力を足す必要はありません。「もっと効かせなくちゃ」ではなく、まずは今までより少し優しく触れてみる。
40代、50代と年齢を重ねるほど、私はそんな美容も知っていてほしいなと思っています。
セルフケアでは変えにくいクマもあります
ここも、きちんとお伝えしておきますね。目の下の深い凹みや脂肪のふくらみなど、構造的な要素が大きいクマは、セルフケアだけでその構造そのものをなくすことはできません。
これは「セルフケアが足りない」という意味ではありません。むしろ、変えにくいものを毎日何とかしようとして、強く揉み続けなくてもいいということです。
気になる場合は、皮膚科や美容医療など専門家へ相談する選択肢もあります。そのときも「黒クマだからこの施術」と自己判断せず、何が原因なのか、どの方法が適しているのかをきちんと相談してくださいね。
セルフケアでできること。化粧品でできること。医療だからできること。それぞれの役割を分けて考えられると、美容はもっとラクになります。
「やさしく触れる」が分からない方へ

ここまで読んで、「強く揉まなくていいのは分かった。でも、やさしくって実際どのくらい?」と思った方もいるかもしれません。
そうなんですよね。長く強いケアをしてきた方ほど、自分では優しく触れているつもりでも、実際には思った以上に力が入っていることがあります。
florence-kでは、リバースエイジングリンパケア1dayレッスン体験会で、実際にセルフケアをしながら「やさしく触れる感覚」をお伝えしています。
「クマを消すためのレッスン」ではありません。自分の顔や身体にどんな力で触れているのかを知り、今までよりラクなセルフケアを体験していただく時間です。
私自身、最初は「これだけ?」と思った人なので(笑)、「本当にこんなにやさしくていいの?」という気持ちもよく分かります。
文章だけでは分かりにくい力加減を一度体験してみたい方は、1dayレッスンの詳細も見てみてくださいね。
まとめ|40代のクマは「揉む前に見る」
目の下にクマを見つけたとき、今までは反射的に「流さなくちゃ」「血行を良くしなくちゃ」「もっとしっかり揉まなくちゃ」と指が動いていたかもしれません。
でも、これからは、その前に一度だけ考えてみてください。
「このクマ、本当に揉むものなのかな?」
色素なのか、血管なのか、影なのか。それとも、いくつかの原因が重なっているのか。原因が違えば、ケアが違うのは当たり前です。
そして40代以降は、昔の自分と同じ方法をずっと続ける必要もありません。
私自身、「もっといいもの」「もっと強いもの」をずいぶん探してきました。だからこそ今は、何かを加えるだけではなく、やりすぎていることを一つ減らす美容も大切にしています。
全部のマッサージが悪い、という話ではありません。でも、「クマだから揉む」という習慣はいったんやめて、自分のクマの原因を見てからケアを選ぶ。
鏡を見て「あ、またクマ」と思ったら、すぐに指を動かすのではなく、まず自分の目元を見てみる。そして触れるなら、今までより少しやさしく。
美容は、自分の顔のダメなところを探して直し続けるものではありません。40代も、50代も、その先も、今の自分の身体を知りながら、無理なくきれいを楽しんでいきましょうね🌹
1Day体験会を開催しています。
https://florence-k.com/1daylesson/

※目元のクマにはさまざまな原因があります。かゆみ、強い赤み、皮むけ、目の痛み、充血、視力や見え方の変化などがある場合は、美容目的のセルフケアを優先せず、皮膚科や眼科など適切な医療機関へご相談ください。

