50代になって、「以前より胸が小さくなった気がする」「デコルテがそげて、胸元がさみしく見える」「バストの垂れやハリ不足が気になる」。そんな変化を感じていませんか。
そうなんですよね。若い頃は気にならなかったのに、ある日鏡を見て「あれ?こんな感じだったかな」と戸惑うことがあります。そこで気になるのが、バストアップマッサージではないでしょうか。
せっかくケアするなら、遠回りはしたくないですよね。
この記事では、50代のバストが変わって見える理由から、バストアップマッサージでできること、強く揉まないセルフケアまで、今の身体に合った方法をわかりやすくお話ししますね。
50代のバストアップマッサージは本当に効果ある?
「結局、マッサージをしたら胸は大きくなるの?」ここが一番知りたいところですよね。
まず「バストアップ」という言葉を、少し分けて考えてみましょう。ひとつは、乳房そのものの脂肪や乳腺を増やして胸のサイズを大きくすること。もうひとつは、デコルテや肌、姿勢、下着などを整えて胸元をきれいに見せることです。ネットでは両方とも「バストアップ」と書かれていることがありますが、実は同じではないんですね。

マッサージで胸そのものを大きくできる?
「脇のお肉を胸へ流せば、そのまま定着する」「乳腺を刺激すれば胸が育つ」。そんな説明を見たことがある方もいると思います。
たしかに、脇から胸側へお肉を寄せたり、ブラジャーの中へきれいに収めたりすると、そのときのシルエットが変わることはあります。とはいっても、それと脂肪そのものが胸へ移動して、その場所にずっと定着することは別の話です。美容目的のマッサージによって乳房の脂肪や乳腺を増やし、カップサイズを持続的に大きくできるという方法は、医学的に確立されているわけではありません。
ここは少し残念に感じるかもしれません。でも私は、「絶対に大きくなりますよ」と期待だけを持たせるよりも、できることと、まだ言い切れないことを分けてお伝えしたいと思っています。そのうえで、「じゃあ、50代の今の私にできることは?」を考えていきましょう。
後半には私が実践した変化もお届けしていますよ♪
50代のバストケアは「サイズ」だけで考えなくて大丈夫
バストそのものが大きくならなければ、ケアをする意味がない。そんなことはありません。胸元の印象って、カップサイズだけで決まるものではないんですよね。
たとえば、デコルテの見え方、肩の位置や姿勢、胸まわりの肌の状態、今の身体に合った下着、胸や肩まわりのこわばり。こうしたものによっても、鏡に映る印象は変わります。
肩が前へ入り、背中を丸めていると、身体の前側も縮こまったように見えます。反対に、無理に胸を張らなくても、肩まわりの力が抜けて身体が自然に起きると、デコルテや胸元の見え方も変わります。
だから50代からは、「何カップ大きくするか」だけではなく、「今あるバストを、今の身体でどうきれいに見せていくか」という視点も持ってみてほしいなと思います。

更年期はバストの変化を感じやすい時期
50代は、更年期や閉経後の身体の変化と重なりやすい年代です。厚生労働省では、閉経の前後約5年ずつ、合わせて約10年間を更年期としています。日本人女性の平均閉経年齢は50.5歳です。また、更年期症状の現れ方には、女性ホルモンの変化だけでなく、体質や生活環境などさまざまな要素が関係するとされています。
ですから、「胸の上の部分がそげて見える」「以前より胸元がさみしくなった」「今までのブラがしっくりこない」と感じる方もいらっしゃいます。
とはいっても、「女性ホルモンが減ったから、もう仕方ない」と全部を年齢のせいにしなくて大丈夫です。最近体重が変わっていないか、肩が前へ入っていないか、デコルテや胸の肌が乾燥していないか、今の身体にブラジャーが合っているか。胸だけをじーっと見るのではなく、少し広く身体全体を見てみてくださいね。
50代は「もう遅い」と諦める時期ではなく、今の自分に合う身体の扱い方へ変えていくタイミングだと私は思っています。
更年期の時期や症状について詳しく知りたい方は、厚生労働省「働く女性の心とからだの応援サイト」の更年期に関する解説も参考にしてください。
胸だけでなく、姿勢や呼吸も見てみましょう
バストが下がって見えると、「姿勢を良くしなきゃ!」と胸を張りたくなりますよね。でも、一日中肩甲骨を寄せて頑張る必要はありません。
スマホやパソコンを見ている姿勢、どうですか?

パソコンを見るとき、背中を丸めて画面をのぞき込んでいませんか。スマホも同じです。気づくと顎が前に出て、肩も前へ。
私自身も以前、「巻き肩を壁でチェックして姿勢改善!ぽっこりお腹もスッキリ解消」という記事で、姿勢について書いています。

そうなんですよね。「姿勢を悪くしよう」と思って猫背になっている人なんて、ほとんどいません。夢中になっていたら、いつの間にかそうなっているんです。
だから、ずっと良い姿勢を頑張るより、「あ、今丸くなっていたな」と気づいたときに、一度肩の力を抜く。それくらいからでいいんですよ。
私も「呼吸してない〜!」ってなることがあります
そして、もうひとつ見てほしいのが呼吸です。私もパソコンに夢中になっていると、ふとした瞬間に、「私、呼吸してない〜!」というくらい、息が浅くなっていることがあります。これ、以前のブログにも書いたくらいなんです(笑)。
何かに集中していると、自分ではなかなか気づかないんですよね。そんなときは、「腹式呼吸を10回しなくちゃ」なんて難しく考えなくて大丈夫。
一度肩の力を抜いて、ふーっと息を吐く。胸元に手を当てて、もう一度ゆっくり呼吸する。まずはそれだけでも、自分がどれくらい身体を固めていたのかに気づくきっかけになります。
50代のバストアップマッサージは強く揉まなくて大丈夫
胸の垂れやハリ不足が気になると、下から上へグイッと持ち上げたくなりますよね。「優しく触るだけでいいと言われても、それじゃ足りない気がする」。そうなんですよね。変化させたいと思うほど、つい力を足したくなります。
でも、50代からのセルフケアでは、強さよりも身体に無理をさせないことを大切にしてほしいんです。

「痛いほど効く」は手放しましょう
拳や関節でグイグイ押す。アザが残るほど揉む。痛いけれど「効いている証拠」と思って続ける。こうしたケアはおすすめしません。
強く揉むほど胸が大きくなるということではありませんし、肌が赤くなったり、ヒリヒリしたり、内出血したりするほど刺激を加える必要もありません。
美容って、「頑張った分だけ変わりそう」と思ってしまうんですよね。私も分かります。とはいっても、セルフケアまで毎日の修行になってしまったら、だんだん嫌になってしまいます。
終わったあとに痛みや強い赤みが残らない。身体が「嫌だな」と感じない。まずは、そのくらいのやさしさを大切にしてくださいね。
しこりは「ほぐそう」としないでください
ここは、とても大切なので少し真面目なお話をしますね。
新しく気づいたしこりを、「揉んだらなくなるかな」「リンパを流せば大丈夫かな」と自己判断で触り続けないでください。
国立がん研究センターでは、乳房のしこりのほか、乳房のくぼみ、乳頭や乳輪のただれ、左右の形の変化、乳頭からの分泌などを、医療機関へ相談したい乳房の変化として案内しています。
もちろん、しこりがあればすべて乳がんということではありません。だからこそ、自分で「これは大丈夫」と判断せず、気になる変化があれば早めに乳腺科や乳腺外科などへ相談してくださいね。
美容のセルフケアと、医療機関へ相談すること。ここはきちんと分けましょう。
今日からできる50代のやさしいバストケア
では、「強く揉まないなら、何をすればいいの?」となりますよね。難しいことをたくさんやる必要はありません。
まずは、保湿すること。肩や胸まわりの力を抜くこと。やさしく触れながら呼吸すること。 この3つから始めてみてください。

デコルテまで一緒に保湿する
顔には毎日化粧水やクリームを塗るのに、「そういえば胸元は何もしていなかった」という方、意外と多いんですよ。
保湿をすれば胸そのものが大きくなる、ということではありません。でも、胸元も顔と同じ肌です。首元の開いたお洋服を着たときには、デコルテもよく見えますよね。
お風呂上がりに顔のお手入れをするついでに、デコルテまで少し広げてあげる。それだけなら続けやすいと思いませんか?
胸だけではなく肩まわりにも触れる
胸が気になると、どうしても胸ばかり触りたくなります。でも、肩にぎゅっと力が入った状態で、一生懸命バストをマッサージしていたら、身体はずっと頑張ったままなんですよね。
まず肩をゆっくり回す。胸元へそっと手を置く。ふーっと息を吐いてみる。「今日は肩が硬いな」「私、ずっと息を浅くしていたな」。そんなふうに自分の状態に気づくだけでもいいんです。
お肉をどこかへ移動させようと頑張るのではなく、今の自分の身体を知る時間にしてみてくださいね。
毎日完璧にやらなくても大丈夫
「毎日やったほうが早く変わりますか?」これもよく気になるところですよね。
とはいっても、美容目的のマッサージについて、「毎日何分やれば胸が大きくなる」という決まった回数や時間があるわけではありません。
今日はデコルテを保湿するだけ。明日は肩をゆっくり回すだけ。疲れている日は、胸元に手を置いて呼吸するだけ。それでもいいんですよ。
私も、「毎日ちゃんとやらなきゃ」と思うと続かなくなります。50代からは、「今日も完璧にできた!」より、「これなら明日もできそう」くらいのほうがいい。長く続けられる美容って、案外そんなものだと思っています。
ナイトブラやバストアップサプリは必要?
バストケアについて検索していると、ナイトブラやサプリも出てきますよね。「私も何か買ったほうがいいのかな」と気になると思います。でも、全部を一度に取り入れなくて大丈夫ですよ。

ナイトブラは「胸を育てる」より心地よさで選ぶ
ナイトブラは、寝ているときのバストの動きや着用感が気になる方には、ひとつの選択肢です。ただ、「寝ている間に脇のお肉が胸へ移動する」「着けるだけで胸そのものが育つ」とは分けて考えたいところです。
選ぶなら、苦しくない、呼吸を邪魔しない、肩ひもが食い込まない、アンダーがきつすぎない、今の身体にサイズが合っていることを優先してください。
若い頃と同じサイズをなんとなく買い続けている方は、一度今の身体に合っているか確認してみるのもいいですね。昔の身体に自分を合わせるのではなく、今の私が心地よいものを選ぶ。 50代からは、私はそんな選び方が好きです。
サプリを買う前に、自分でできることもみてみる
「更年期なら、女性ホルモンを補えば胸も戻る?」と思う方もいるかもしれません。
更年期には女性ホルモンの変化がありますが、厚生労働省も、更年期症状には体質や環境など複数の要因が関係すると説明しています。ですから、「女性ホルモンが減った=これを飲めば解決」と単純に考えないほうがいいんですね。
特に、持病がある方や薬を服用している方は、サプリを追加する前に医師や薬剤師へ相談してください。
そのうえで私は、何かを買い足す前に、「今の私に、自分でできることはないかな?」と一度考えてみてほしいんです。
睡眠をとる。肌を保湿する。肩の力を抜く。ゆっくり呼吸する。自分の身体へやさしく触れる。どれもすごく地味ですよね(笑)。でも、今日から始められることばかりです。
さとう式リンパケアで私が伝えたいのは「もっと頑張る」ことではありません
ここまで読んで、「じゃあ、さとう式リンパケアでは何をするの?」と思っている方もいるかもしれません。
さとう式リンパケアは、力いっぱい身体を押したり、揉んだりして、無理やり変えようとするケアではありません。やさしく触れながら、身体に入りすぎている力を抜いていく。
私が50代から大切にしてほしいのは、「もっと頑張る」より「余計な力を抜く」ことなんです。
バストアップケアの写真、実は過去の私です
佐藤先生のYouTubeに、肩こりとバストアップケアを紹介している動画があります。そこに出ている写真、実は過去の私なんです。

自分自身もケアを続けながら、身体との向き合い方を変えてきました。だから、私は最初から何でもできていたわけではないんですよ。
むしろ50代前半までは、肩こりや頭痛など身体の不調に悩み、「効く」と聞いたものをいろいろ試してきました。52歳でさとう式リンパケアと出会ったときも、あまりにシンプルだったので、最初は半信半疑だったくらいです。
そうなんですよね。ずっと「美容は頑張らないと変わらない」「身体を変えるには、もっと何かをしなくちゃ」と思っていると、簡単なケアほど「本当にこれだけ?」って思ってしまうんです。私自身がそうでした。
だから今は、「もっと頑張りましょう」ではなく、「今まで頑張ってきた身体を、もう少し楽にしてあげましょう」ということをお伝えしたいと思っています。
「やさしく」って、実際にはどのくらい?
とはいっても、文章で一番伝わりにくいのが、この「やさしく」です。
「やさしく触れてくださいね」と言われても、「どのくらい?」となりますよね。レッスンでも、「えっ、こんなに弱くていいんですか?」と驚かれることがあります。
自分では力を抜いているつもりでも、早く変わりたいと思うと、肩が上がったり、手に力が入ったりします。私も最初から上手にできたわけではありません。
だからこそ、「これくらいでいいんだ」「もっと楽でよかったんだ」と身体で分かることも、とても大切だと思っています。
一度、自分の身体でやさしいケアを体験してみませんか
「自分でやってみたけれど、力加減がよく分からない」「強く揉まないケアを実際にやってみたい」「美容品を増やす前に、自分でできることを知りたい」。そんな方には、リバースエイジングリンパケア1dayレッスン体験会も開催しています。
現在はZoomを使ったオンライン形式で、通常1時間15,000円のレッスンを5,000円(税込)で体験していただけます。最初に普段のお悩みを伺い、そのあと一緒にセルフケアをして、最後に感想や変化を確認する約1時間のレッスンです。
体験会は、身体を強く揉まずに、自分でやさしくケアする感覚を知っていただく時間です。
私自身、最初は半信半疑だったので、「本当に私にもできるのかな」と思う気持ちもよく分かります。難しいことをたくさん覚えなくて大丈夫。

帰るときに、「これなら家でもできそう」と思えることを、ひとつ持って帰っていただけたら嬉しいです。
リバースエイジングオンライン体験会はこちらから
まとめ|50代のバストケアは、今の私をやさしく整えるところから

50代になって、バストのハリや垂れが気になっても、「もっと強く揉まなきゃ」「もっと頑張らなきゃ」と自分の身体を追い込む必要はありません。
胸そのものを大きくすることと、肌やデコルテ、姿勢などを整えて胸元をきれいに見せることは、分けて考えてみてください。
そして、「もう50代だから仕方ない」とも思わないでほしいんです。
私も50代になってから、自分の身体との向き合い方が変わりました。以前は、もっと何かをしなくちゃ、もっと頑張らなくちゃ、そんなふうに思っていたんですよ。
でも今は、今日は肩をゆっくり回してみよう。デコルテまで丁寧に保湿してみよう。パソコンに夢中になっていたら、一度ふーっと息を吐こう。そんな小さなことも、立派なセルフケアだと思っています。
20代の身体へ戻る必要はありません。50代の今の私を、今より少し心地よく。鏡を見たとき、「今日の私も、なかなかいいな」と思えるように。
これから先もおしゃれを楽しみながら、自分の身体と仲良く年齢を重ねていきましょうね。
オンラインでも静岡のサロンでも開催しています。
https://florence-k.com/1daylesson/

※リンパケアや美容目的のセルフケアは医療行為ではなく、病気の診断や治療に代わるものではありません。乳房のしこり、皮膚のくぼみ、乳頭や乳輪の変化、乳頭からの分泌など、気になる変化がある場合はセルフケアを優先せず、医療機関へ相談してください。
