リンパの流れが体と心を整える理由
私たちの体の中では、日々不要になった老廃物が生まれています。
それらを回収し、体外へ運び出す役割を担っているのがリンパの巡りです。
リンパ管は、まるで下水管のように全身に張り巡らされ、
体内の不要物や余分な水分を流す重要な仕組みとなっています。
お腹の奥にある「リンパのダム」とは
リンパの流れの中でも、特に重要なのがお腹の奥です。
ここには、リンパが最も集中する
乳び槽(にゅうびそう)と呼ばれる場所があります。
乳び槽は、両脚やお腹から集まったリンパが合流する
まさに全身の要所=リンパのダムのような存在です。
さらにその奥には、
約1億個もの神経が集中している
**太陽神経叢(たいようしんけいそう)**があり、
ここが自律神経を大きく司っています。
乳び槽と太陽神経叢が感情と関係する理由
乳び槽は、老廃物を濾過するだけの場所ではありません。
「腹で考える」「腹が据わる」と言われるように、
お腹の奥は感情や潜在意識とも深く関わる場所です。
この部分が緊張し固くなると、
リンパの流れだけでなく、
自律神経のバランスや心の状態にも影響を与えてしまいます。
さとう式リンパケアで大切にするポイント
さとう式リンパケアでは、
まずみぞおち(みずおち)を意識することから始めます。
この部分をやさしく緩め、働きかけることで
リンパの流れと神経の働きが整い、
体と心の両方がデトックスされていきます。
ケアの途中で、
- 足の表面がひんやりする
- 体の内側がじんわり温かくなる
と感じることがあります。
これは、
リンパが流れ出し、筋肉に新しい酸素や栄養が届いているサインです。
自律神経が整うことで起こる変化
お腹の奥の流れが整うことで、
- 深い眠りに入りやすくなる
- 気持ちが落ち着く
- 女性にとって大切な子宮まわりのケアにもつながる
といった変化が現れやすくなります。
また、
イライラした時や感情が乱れた時こそ、
このお腹の奥にそっと意識を向けてみてください。
次第に、
心が静まり、
温かく、柔らかく、軽くなる感覚を
感じられるようになるでしょう。
1日1分から始める心と体のセルフケア
特別なことをする必要はありません。
1日たった1分でも大丈夫です。
深い呼吸とともに、
お腹の奥にある神経やリンパの流れを
やさしく感じてみましょう。
続けるほどに巡りはスムーズになり、
体も心もじんわりと整っていきます。
その小さな積み重ねが、
心身の調和を取り戻し、
軽やかで幸せな毎日へとつながっていくのです。
